天然素材「キトサン」とは
キトサンはカニの甲羅やエビなどの外殻や昆虫の外皮、キノコなどの細胞壁に含まれる動物性の食物繊維である「キチン」から抽出した物質です。このチキンをアルカリ溶液で加熱処理したものがキトサンです。
キトサンは地球上に存在する生物の約80%に存在するといわれています。
実際に工業生産の原料になるのは多くの場合カニやエビの甲殻から抽出したものです。
キトサンの特徴
キトサンの分子構造は人体の主要元素である水素(H)、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)を含んでおり、人体の構造と似ているため、人体と非常に相性がいいと言われています。
特長としては、食事中のコレステロールの吸収を抑える効果が挙げられます。これは、キトサンの食物繊維としての作用となります。
その他キトサンには、食物繊維が人体に及ぼす作用と同様の効果があると考えられます。
体にたまった毒素(不要物質)の排出や、免疫力の向上、血圧の調整や、細胞の活性化など。
- がんの放射線治療をされた方
- がんの外科手術を受けた方
- 手術後の免疫力向上をはかりたい方
- 食事制限内なしでコレステロール対策をしたい方
- 日ごろ外食や肉食が多く、ドロドロ血が気になる方
- 高血圧・ 高脂血症の方
- 肝機能の強化・改善をはかりたい方
キトサンの利用範囲
健康食品への利用はもちろんのこと、手術用縫合糸や人工皮膚などの医療用素材から化粧品、衣料、家具など、あらゆる分野で活用されています。 健康食品としてのキトサンは、厚生労働省が許可した保健機能食品のうち、個別に審査され許可される特定保健用食品に「コレステロールの体内への吸収をしにくくする食品」現在利用されています。
皮膚に90%の火傷を負ったコンスタンチン君を覚えているでしょうか。 日本で手術をした際にもキチンから作った人工皮膚が利用されています。 外科手術のときに使われる抜糸不要の糸など、医学の分野にもキトサンが利用されています。
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キトサンの歴史
- 1811年
- フランスの歴史学者ブラコノーにより、キノコを酸で溶解中、どうしても溶解しない白い結晶が存在することを発見しました。
これがチキンなのですが、当時はファンジンと呼ばれていました。 - 1823年
- フランスの自然科学者オジールが、カニやエビなどの甲殻類の甲羅の部分にキチンが多く存在することを発見しました。
ギリシャ語の封筒を意味するキチンと名づけられました。 - 1859年
- ルーゲによりキトサンの存在報告がなされる。
- 1894年
- ホッペ・ザイラーがキトサンと命名。
この後長い間研究がなされませんでしたが、1970年後半からその効能に注目が集まり、研究が進みました。 - 1977年
- 第1回キチンキトサン会議がアメリカで開催される。
- 1982年
- 農水省が「未利用生物資源・バイオマス計画」として、キチン・キトサンの研究をスタート。
- 1985年
- 文部省が、全国13大学に約60億円の研究費助成。
- 1996年
- 日本キチンキトサン学会が発足する。